2009年11月24日火曜日

スノーボード選び

スノーボードについて書こうって思ってましたが、まだ全然書いていないことに気付いてしまいました(^^;

で、本格的なシーズンに向けてスノーボード選びについてひとつ。

スノーボード選びと言っても自分の場合は買うのではなく、ガレージのコレクションから選ぶ作業が何年も続いてます。
前職の経緯があり、とにかくスノーボードは売るほど持っています(アルペンボードばかりですが・・・・・)
新しく買う方が楽しみもあるのですが、それはそれ、家庭の事情もありこれ以上増やせない・・・・・かな?



で、特にカーボン製のスノーボードが多かったりします。でも、今日はボード選びってタイトルを書いてしまったので、ウッド、ウレタンフォーム、カーボンとか材料の話は次にようと思います。

皆さんそうかと思いますが、自分の場合も、ボード選びでいつも何をまず考えるかというと、今シーズンのテーマです。そのシーズンに何を練習したいかとか、練習じゃなければどんな滑りが一番楽しそうかとか、とにかく決めます。

今シーズンは、とにかくスピードかな。なので、ちょっと長めの板をチョイスしようかなっと。朝一番の空いている時間の数本用にGS用の180cm位のGSボードとその後の時間のクルージング用に160cmちょっとの板を、で、トップスピードでのカービング時に気持ちよくなるため、また、脚力を鍛えるためにもフレックスはちょっと固めかなっと。

ここで、知ってるワイって言う人もいるでしょうが、簡単に分かるようにちょっと整理すると。

・長さ ⇒ 長い方が速いけどコントロールは難しい、短い方が遅いがコントロールは簡単。

・幅 ⇒ 細いほうが左右の切り替えしが早く楽、太い方が面積が大きくなるので直滑降が速いが太すぎると重さと抵抗で逆効果。

・キャンバー(板を平らな所に置いた時のスキマ) ⇒ 板に乗ったときに平らにするため。 ある程度、体重に合わせて平らになったほうが直滑降は速い。

・フレックス(板のしなりの硬さ) ⇒ 最も踏み込んだ時に一番良いしなりになると最高。 カービング(コーナリング)の最も深いところ(最も踏み込んだところ)でしなりすぎると抜けるか、つんのめり転倒になり、しなりが足りないと加速も曲がりも不十分な気持ちの入りも中途半端なカービングになる。 自分の限界脚力に丁度あったフレックスが一番気持ち良いはず。

・トーション(板のねじれの硬さ) ⇒ 柔らかいほうが雪面の複雑な曲線にマッチし、カービング中に両足でねじって板の方向を微調整するような走りがしやすいが、柔らかすぎると腰がなく不安定になるため扱いにくくなる。 硬すぎるとコントロールがフレックスと自分の傾斜のみと単調になり楽しみが半減する。

・サイドR ⇒ フレックスと深く連携しており、最大脚力で曲げた(踏み込んだ)時のスピードで物理的に曲がりきれるRになっているのが理想。 曲がりきれない位小さいRだと限界でコケやすくなり、大きいRだと曲がらない印象になる。

・ばね定数(普通スペックにはないですが、板をしならせて離したときにビヨーンと返る速さ) ⇒ 左右に切り返す時のスピードと丁度良い速さだと最も気持ちよい。 遅いと重い板と感じ、ちょっと速いと暴れやすい板と感じる傾向にある(少なくとも私の経験上)

・固有振動数(これも普通スペックにないですが、材料により違う) ⇒ 高いと硬い印象を受け、低いと柔らかい印象を受けるが、雪面から返る振動と共振するような周波数だと板が暴れる印象になる(滅多にそんな板売ってないですが)

っと、簡単にじゃなく書きすぎになってきたので、もっと深くは今度何かエピソードを添えてそれぞれ紹介にしたいと思います。

で、やっぱりスノーボード選びは自分のその時の目標とする走りに合った物が一番なんですが、簡単に書いてもこれだけある要素の板から選ぶので、ぴったり合った板にめぐり合える可能性は以外と低そうですね。

見ただけでは分からないので、やっぱり乗ってみるのが一番ですが、試乗会に参加するのも大変だし、試乗会のちょっとの時間で板を見極められる程腕があったら、苦労しないので、いっぱいいっぱい板に乗り触れている良いショップ店員にアドバイスを受けるのが良いです・・・・・と書いてますが、やっぱりそんな良い店員にめぐり合える可能性も低いですね。

だから、良い板にめぐり合えた時の感動も大きいのかと、しみじみしてます。

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